2019 – 2023年において国内企業H社様向けに美容機器へ搭載するAIシステムに関する研究開発を実施した。
国内企業H社様向け 美容機器へ搭載するAIシステムに関する研究開発
データ生成から推論システム構築まで
今回は既存データの中に利用できるものがないため、データの生成から行なった。それに対してアノテーション・ツールを作成した上でアノテーションを実施した。さらにリサーチ、モデル実装、学習・評価、モデルの軽量化、推論システムの構築まで行なった。
超高速の推論が求められるアーキテクチャを設計
機器を用いる病院側のオペレーション上、画像1枚あたりに許される推論時間が数mm secであった。これを実現するため Neural Network のアーキテクチャを入念に検討し、超高速であるが精度がそこそこよいアーキテクチャを組み立てた。
deployする段階で更なる軽量化
Neural Networkのアーキテクチャ自体、軽量なものとしたが、それでもedge deviceで推論時間を収めるには更なる軽量化が必要であった。そこでdeployする段階でpruning, distillation, quantizationを行った。これにより要求された推論時間を満たすことができた。